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卒業生の声~歯科衛生士編~

医療法人 清歯会 浅井歯科 勤務

神戸 香里 (41回生 平成16年卒)

 私は本校を卒業し、愛知県の歯科クリニックで3年間勤務した後、現在京都市の浅井歯科医院で勤務しています。
 最初の医院では、院長先生、先輩衛生士に歯周病治療の技術や知識を学びそして、臨床の現場の中でそれらを実践することの難しさを学びました。
 現在は、京都の医院で歯周治療の確立や後輩衛生士の育成を行いながら自分自身のさらなる歯科衛生士としての技術、知識の向上に努めています。日々の業務の中で歯科衛生士には、優れた技術に加えて挨拶・笑顔・言葉づかい・物腰・返事・先を読める力とその実践が大切だと痛感しています。
 歯科衛生士という仕事を通して様々な人との出会いの中で、自分自身の成長や未熟さを経験しながら働くことにやりがいを感じています。
 私は、歯科医療を通して患者様に笑顔と健康を提供できるように、これからも頑張っていきたいと思います。

京都大学附属病院 歯科口腔外科 勤務

田村 亨子 (23回生 昭和61年卒)

 衛生士学校を卒業後、6年程矯正歯科や歯科医院に勤務し、現在衛生士学校の時実習に来た京都大学附属病院の歯科口腔外科の外来で勤務しています。

 就職した当時は、この大きな病院に歯科衛生士は私ひとりで、外来の看護師と共に、入院患者様の一般診療をはじめ、インプラントや顎関節症、顎変形症の専門外来等の診療補助と歯科保健指導に関わらせて頂き、患者様から多くの事を学びました。

 最近は“口腔ケア”という言葉も定着し、感染予防として手術前や、放射線療法、化学療法中の口腔ケアや歯みがき指導に関わることが多くなりました。これらは、口腔疾患の予防、誤嚥性肺炎、口臭の予防、味覚の改善、摂食機能や発達機能の改善に効果があると考えられ、ますます求められる業務が増えつつあります。

 現在私を含め4人の衛生士で、病院のチーム医療スタッフの一員として他職種のスタッフと連携をとりながら、外来の業務と口腔ケアに励んでいます。何年いても毎日が勉強ですが、楽しくやりがいのある仕事です。

京都市保健福祉局保健衛生推進室 
保健医療課 勤務

中村 雅子 (19回生 昭和56年卒)

 京都市の保健医療課で長きにわたり公衆衛生に携わっています。京都市には7名の歯科衛生士がおり、14か所の保健所・支所において健診事業や保健指導事業・健康教育等を行っています。また、1名は教育委員会で、学校歯科保健に関する業務を行っています。

 私自身も長い勤務経験の中、保健所業務・保育所への指導・学校歯科保健と、あらゆる
業務に携わってきましたが、就職した当時は、学校で習った知識だけで本当に市民の健康のための仕事ができているか不安でした。そのような時、他職種の方や先輩からのアドバイス等で、がんばろう!と思ったことも数多くありました。 

 京都市では生涯を通じた歯と口の健康づくりを目指して,2009年3月に京都市口腔保健推進行動指針「歯ッピー・スマイル京都」を策定し,8020達成のため取組を進めているところです。
今後も自己研鑽はもちろんのこと、歯科医師会をはじめ他職種や各種団体等との連携を図り、市民ひとりひとりが豊かな人生を送れるよう、口腔保健からの支援に取り組んでいきたいと思います。  

親子2代の歯科衛生士を目指す!

山下 知穂 (48回生)

三宅歯科勤務

山下 雅子(17回生 昭和54年卒)

私は現在、衛生士科1年生です。
母もこの学校を卒業しました。小さいころから母の姿を見てきて、この仕事に興味を持ちました。この学校に決めたのも母の薦めがあったからです。
私がこの職業を選び、頑張っている姿を見て母も嬉しく思ってくれています。
山下 知穂 (48回生)
 

 娘にこの仕事を薦めたのは、私自身この学校で得た知識があって良かったと思うことが、子育てや日々の生活に多々あったからです。歯科衛生士として業務を行っている時、患者様に説明をしている時なども、この学校で学んだことが活かされていると実感します。
 また患者さんが病気を治し、良くなっていかれる姿を見て達成感とやりがいを感じます。
大変なことも多いと思いますが、娘には目標に向かって頑張って欲しいと思っています。

山下 雅子(17回生 昭和54年卒)